相撲は美しい

user-pic
0


とある待合室のテレビで夏場所が流れていた。
誰かが見ている訳でもなく、ただ流れていた。
ちょうど幕入り後で関取達が化粧まわしをして丸くなって土俵入りをするあの時間、
あっ今4時過ぎのはず!そう思って見てていたら、じいちゃんを思い出した。

確か、このくらいの時間にじいちゃんはやって来た。
歩いて15分の母の実家から相撲の時期にはやって来た。
当時小学1年生の私は本当は裏番組のマンガを見たかったが
テレビが一家に一台やっと普及しだした頃で、
うちだけが子供一人だからと「あんたは我慢しんしゃい」と
母に言われ、渋々じいちゃんの横で相撲を見ていた。
一杯だけ貰える日本酒をちびちび飲みながら、
じいちゃんは、ひいきの力士が出ると
「それー」とか「なんばしょとかー」とテレビに向かって叫んでいた。
うっちゃり、四つに組む、上手投げ、私も知らず知らずに、
じいちゃんの解説で相撲に詳しくなった。
それと、じいちゃんの毎回の自慢は名前が
結びの行氏 木村庄之助と同じの庄之助であることだった。

2年生の頃は「じいちゃん今のは物言いじゃなかとねぇ、足出とったよ」
と会話も弾み、一升瓶も持てるようになり、
こっそり二杯目を注いであげられるようになっていた。

今思えば、じいちゃんは人生のオマケに、テレビが見れた気がする。
見れたのは多分5~6年だったはずだが、
力士の鍛えた体や美しいまわしも見れた。
ラジオや写真でなく動く力士を見れて本当によかった。
あの頃、テレビはカラーだっただろうか?
私の記憶の中では、
じいちゃんと見た土俵入りの化粧まわしは
龍や虎の金糸銀糸の鮮やかな色彩でキラキラしていて美しい。


※この日記は06・5月にUPしたものですが
操作ミスで消えていましたので再度UPしました。
写真は新横綱の白鵬です、いよいよ今日から秋場所始まりますね。

コメント(1)

| コメントする

一気に読んじゃいました
相撲の話に蝶野さんの話、好きでしたあ
じ〜んときたです。
関口ひろしの息子の中国旅行観てました
そして私も行こうと思いました。私はパンダが見たいとです。
バナナのケースも気になります
読んでるとこの先も絶対チャカティカはうまくいく!ってなんでか感じました
また遊びに行きます!!
私も相撲の寺尾好きでした〜小学生の頃。あと北尾…。

コメントする

mobile

このブログ記事について

このページは、チャカティカが2007年9月 9日 04:32に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「祝!! 13TH THANKS FAIR」です。

次のブログ記事は「スイス戦 勝ちました!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。